良くならない?サイトポイントの効果

ワンちゃんのお肌トラブル。

塗り薬や飲み薬でかゆみを抑えたり、エリザベスカラーや靴下を履かせるなどして、物理的に掻けないようにするなど対応に追われている飼い主さんもいると思います。

中には最近新しく出た「サイトポイント」のために、通院している飼い主さんもいるのではないでしょうか?

『だけど一向に症状がよくならない。なんで?』

今回はサイトポイントのあれこれ、お話ししていきます。症状がよくならないのには、理由がありました。

 

サイトポイントって?

ここまで3度ほど出てきた「サイトポイント」。中には「何それ??」と思っている人もいると思います。まずはサイトポイントのお話からしていきますね。

ワンちゃんがかゆみを感じるのは、体の中で作られる『かゆみの素』が大きく関係しています。

お肌にトラブルが起きると体の中で『かゆみの素』がばらまかれ、特定の場所に行き着きます。

行き着いた先では「かゆい」という信号をビビビと発信して、神経を通って脳へ伝わります。

サイトポイントは、このばらまかれたかゆみの素を捕まえることで、以降の信号を送る』という動きを封じ、かゆみを抑えているのです。

(かゆみを抑えてるというよりも、感じなくするの方がピッタリくるかもしれません。)

以前、ステロイドアポキルといった「かゆみを抑える」お薬の紹介をしましたが、この2つは飲み薬であったのに対し、サイトポイントは注射薬なので病院で注射してもらう必要があります。

そして、気になるのが副作用。

このサイトポイント、実はここ2~3年で使われ始めた比較的新しいお薬ということもあって、副作用の情報が乏しいのが現実です。

人間でも同じお薬が使われていますが、寄生虫に感染している場合使用しないことなどが明記されています。

ワンちゃんの場合ノミやダニ、回虫やフィラリアといった寄生虫感染のリスクが人間よりも高いため、サイトポイントを使う際にも寄生虫感染がないかどうか、注意しながら使っていく必要があります。

使っても「またかゆみが…」

かゆみの素を無効化して、かゆみを抑えるサイトポイント。

でも、すでに使い始めている飼い主さんの中には「あまり良くなってない」と感じる、もしくは「一時よかったけど、かゆみがまた出てきた」という体験をしている方もいると思います。

なぜ注射をしても症状がぶり返したり、よくならないケースがあるのでしょうか?

それは、サイトポイントが『アレルギーを治すお薬』ではないためです。

ワンちゃんのお肌トラブル、その原因は様々です。

食べた後にすぐ蕁麻疹とかゆみに襲われる食事性アレルギーや、食べたものから油を吸収し、皮脂が過剰に分泌される酸性肌アレルギー、食べ物から油を吸収できず皮脂が少ないことで起きるアルカリ肌アレルギーなど、それぞれのアレルギーに合った治療や自宅でのケアをしていかなければなりません。

治療の一環として使われるサイトポイントは、確かにかゆみが治まりますが、あくまでもその作用は一時的なもの。

『症状を抑える』のが役目であって、アレルギーの原因をキレイさっぱり取り除くわけではありません。

アレルギーのかゆみ…解決するなら

痛みに強いワンちゃんはいても、かゆみをずっと我慢できるワンちゃんは少ないのではないでしょうか?

最初はぺろぺろ舐める程度だったのに、今では体を丸めて一生懸命掻いている…ずっとそれを見守るのもなかなか辛いものがあります。

一時的にお薬でワンちゃんをかゆみから解放してあげても、先ほどお話したようにアレルギーに合った治療や自宅ケアをしていかなければ、それは一時しのぎにすぎません。

そんときは、当院で検査してアレルギーの治療を始めませんか?

当院の痛みのない検査でワンちゃんのお肌の気になる部分をチェック!詳しい検査結果とワンちゃんのお肌の状態にピッタリ合ったお薬を使わない、体に優しいケアをご提案させていただきます。(予約優先制になります)

「うちの近所に詳しく診てくれる病院はないし…」

病院が遠いとお困りの飼い主さんでも大丈夫。

体に優しいドライフード『ベースフード75』を使って、痒みを止めるお薬を減らしていくことも可能です。

「注射を打ち続けるのはちょっと嫌かな」
「いつまでお薬続けるんだろう」

そんなモヤモヤを抱えている今こそ、ワンちゃんのアレルギーの原因をハッキリさせて、お薬を使わなくて済む日常を手に入れませんか?