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〒814-0013 福岡市早良区藤崎1丁目1‐37 2階

C

ステージC:心臓が頑張り始めた段階

咳が出ている。

でも守る方法はある。

呼吸が早い 夜に咳が出る 散歩で疲れやすい

それは、
心臓からのSOSかもしれません。

ステージC:咳などの症状が出始めた時期

呼吸が早い

寝ている時の呼吸数が
30回/分以上と早い

咳が出る

夜中や明け方に
痰が絡んだような咳をする

寝ている時の呼吸を数えましょう

― 呼吸数は心臓の状態を知る大切なサインです ―

20〜25回/分 安定
26〜30回/分 注意
30回/分以上 危険

ステージCでやるべきこと。

ステージCでやるべきことはたった2つ。

1

今の症状を落ち着かせること

2

次の悪化(再発)を防ぐこと

ステージCとは?

ステージCは、
良い日と悪い日を繰り返す時期です。

元気に見える日もあります。
でも安定しているわけではありません。

崩れるときは、急に崩れます。

  • 咳が増える
  • 呼吸が苦しくなる
  • 横になれない
  • 肺に水がたまる(肺水腫)

こうした症状が出た場合は
酸素吸入や利尿薬(ラシックス)などでまずは呼吸を楽にします。

多くの子は、これで一旦は回復します。
退院した翌日に再び悪化する子もいます。

これは珍しいことではありません。

つまり、「治った」のではなく、一度リセットしただけなのです。だから大切なのは、『肺水腫』が起きてから動くのではなく、『肺水腫』を起こしにくい体をつくること。

それが、ステージC管理の本質です。

でも本当に大事なことは

急な悪化を、 できるだけ少なくすること。

それがステージCの治療目標です。

なぜ歯周病ケアが必要なのか

ステージCでは、

心臓はすでに 余力が少ない状態です。

そこに歯周病菌由来の

炎症性物質(LPS) が体内に入り続けると、

心臓への負担はさらに増える可能性があります。

LPSは

僧帽弁に影響を与えることが指摘されており

咳の悪化、肺水腫の再発、心不全の進行

につながります。

咳の悪化 肺水腫 心不全の進行

つまり

歯周病の炎症を放置しないことが

心臓病の悪化の予防につながります。

ステージCで提案している

2つのケア

ベトメディン・ピモべハート(ピモベンダン)やアムロジピン、ラシックスで心臓の働きを支えながら、日常の歯周病ケアで「僧帽弁閉鎖不全症が悪化しにくい環境」を整えることが大事になります。

そこで当院では
2つのケアを提案しています。

歯周病菌を減らす

Ichi+(イチタス)

  • 歯周病菌の殺菌をサポート
  • 舐めるだけでケア可能
  • 毎日続けやすい設計

舐めるだけで続けられる口腔ケア。
歯周病菌を減らすことで、炎症物質(LPS)が体内に侵入する量を減らすことができる可能性があります。

LPSを減らす

はぁとfull

  • 僧帽弁の炎症環境に配慮
  • 粉末サプリメント
  • 食べつきやすい設計

フードにフリカケるだけで続けられる炎症物質(LPS)ケア。
LPSによる僧帽弁負担に配慮し、心臓の炎症環境を整えるサポートサプリです。

3年後、5年後も

「あの時始めてよかった」と思える選択を。

院長コメント


もうこの子は長くないんですよね…
診察室で、そう言われることがあります。

でも私は、首を横に振ります。

ステージCは
終わりの段階ではありません。

確かに咳は出ます。
呼吸も楽ではありません。

それでも、守れる時間はまだあります。

お薬で呼吸を整え、
穏やかな日を1日でも長く。
それが、この時期の役割です。

ベトメディン(ピモべハート)やラシックス、アムロジピンは命を支えるお薬です。

そして同時に
歯周病菌を増やさないことも重要です。

『イチタス』や『はぁとfull』は、心不全を治すものではありません。でも、この子の明日の呼吸を少しでも守るための選択肢です。

ステージCは、あきらめる段階ではありません。
守り続ける段階です。

その時間を、一緒に守っていきましょう。

ごとふ動物病院・獣医師 藤本 愛彦

歯周病の炎症を放置しないことが

悪化の予防につながる。

ごとふ動物病院 獣医師 藤本愛彦

飼い主様の声

「まだできることがある」と言われた日。

夜中の2時、急に咳が止まらなくなりました。
抱き上げると、呼吸が浅くて早い。

先生から「肺水腫です」と言われたとき、頭が真っ白になりました。

でも
まだ、この子のためにできることはあります

そう言ってもらえて、お薬と歯周病ケアを続けています。

正直、不安はなくなりません。

それでも、あの夜よりは落ち着いて向き合えています。

(ミニチュアダックス・11歳 飼い主さま)

ステージCは

病気と向き合う段階

咳や呼吸の変化は、心不全が進行しているサイン

まだ、守れる時間はあります。

体を楽にさせる方法はまだあります

イチタスで歯周病ケアを始める はぁとfullで心臓の環境を整える

≪要約≫30秒でわかる「このページ」

ステージCは、咳や肺水腫による呼吸困難など、心不全の症状が出ている段階です。

治療目標は2つ。

  • 今の症状を安定させること
  • 肺水腫の再発を防ぐこと

ベトメディンやラシックス、アムロジピンなどのお薬で血液循環を整えながら、歯周病などの慢性的な炎症を管理し、悪化しにくい体内環境をつくることが大切です。

心不全は完治する病気ではありません。

しかし、歯周病菌を減らし、歯肉の炎症を整えることは、再発リスクを下げ、心臓病の悪化をできるだけ緩やかにすることでQOLを改善し、生存期間をも伸ばすことが可能なることもあります。

ステージCは、あきらめる段階ではありません。心臓を守り続ける段階です。

犬の心臓病(ステージC)で
よくあるご質問

犬の心不全ステージCとはどんな状態ですか?

ステージCは、僧帽弁閉鎖不全症などの心疾患が進行し、咳や呼吸困難、肺水腫などの心不全症状が出ている段階です。

一度でも肺水腫を起こした場合は、ステージCに分類されます。

犬の心不全ステージCで咳が出るのはなぜですか?

僧帽弁の機能が低下すると、本来は全身へ送り出される血液の一部が左心房へ逆流します。これは犬の僧帽弁閉鎖不全症でよく見られる変化です。

左心房へ血液が逆流すると、肺から戻ってくる血液が渋滞し、肺の血管の圧が上がります。

圧が高くなると血管から水分がにじみ出て、肺にたまります。これが「肺水腫」です。

肺水腫が起きると、夜中や明け方の咳、呼吸が浅く速くなるなど、心不全の症状が現れます。

犬の心不全ステージCは治りますか?

心不全は完治する病気ではありません。

しかし、お薬(ベトメディン・ラシックス)や歯周病の管理を続けることで、再発を減らし、進行を緩やかにすることは可能です。

犬の心不全と歯周病は関係がありますか?

歯周病菌が産生する炎症性物質(LPS)は、血流を通じて全身に影響を与える可能性があります。

慢性的な炎症は心臓への負担を増やし、心不全悪化の一因となり得ます。そのため、ステージCでは歯周管理が重要です。

犬の心不全ステージCでも間に合う予防法はありますか?

悪化の予防として重要なのは、①お薬の継続、②歯周病のケアです。当院では、『イチタス」による歯周病管理と『はぁとfull』による炎症物質(LPS)ケアを併用し、悪化しにくい心臓環境づくりを提案しています。

犬の心不全ステージCの余命は、年齢や体格、基礎疾患、治療内容によって大きく異なります。

Borgarelli Mら(Borgarelli M. et al., JVIM, 2018)の報告では、僧帽弁閉鎖不全症によるステージCの平均生存期間は約2〜3年程度と報告されています。ただし、これはあくまで統計上の目安です。

実際の経過は、肺水腫の再発回数、お薬の管理状況、歯周病のコントロールによって大きく変わります。

再発を減らし、肺水腫を繰り返さない管理を続けることで、安定した時間を長く保てる可能性があります。

ステージCは「あきらめる段階」ではありません。悪化を防ぎながら、守り続ける段階です。

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