
心臓病で最も症状が進行した状態『ステージD』
病院へ連れていくと入院が必要だったり、時には自宅での治療が必要になることもあります。
お薬や通院を続けているとき、自宅でひどく咳き込んでいるのを見たとき『この子はあとどれくらい持つのかな』と余命のことが気になる飼い主さんもいると思います。
今回は重症であるステージDの余命についてお話ししていきます。
ステージDって?

別記事でも少しお話ししましたが、ステージDは心臓病の5つのステージの中で最も病状が深刻な状態。
しょっちゅう咳き込んでいたり、1度咳をし始めるとなかなか止まらないというワンちゃんが多いです。
これは心臓本体が病気によって膨らんで、気管を刺激するため。
それだけではなく、心臓内で起こる血液の逆流によって肺の血管で血流が滞り、水分が滲み出して肺の中がプールみたいに水浸しになります。
そのため、咳と併せてちょっと動いただけで呼吸が苦しくなり、その場でへたり込んでしまうことも。
この状態になると一刻を争うので、病院へダッシュ!
本当に危険な状態なのです。
治療をしたら『9か月』

『いつ亡くなってもおかしくない』
そんなこともあるのがステージDの心臓病です。
しかし、そんな心臓病を治療している中で別の病気でを引き起こして亡くなることもあります。
『腎不全』です。
ステージDのワンちゃんはとにかく咳がひどく、飼い主さんも本当に心配になるような頻度で起こります。
そんな咳を何とかしたい…咳を鎮めるために、利尿降圧剤というお薬を必要以上に使うと大変なことに。
お薬のお話で利尿剤というお薬を紹介しました。
利尿降圧剤も『体の中の血液をおしっこにして体の外に出す』という働きがあります。
このお薬を飲み続けることで、全身を流れる血液の量は少なくなります。
血液の中には体の中で生まれる老廃物も含まれていて、腎臓でろ過することで体外へ出すことができるのですが、このお薬を飲むことで、全身を流れる血液の量が減るように、腎臓へ流れる血液の量も減って老廃物がうまく排出できなくなります。
腎臓に老廃物が溜まり、正常に機能しなくなることで『腎不全』に。
心臓病ではなく、治療中にこのトラブルが原因で亡くなるワンちゃんも少なくありません。
ステージDではお薬が必要ですが、心臓だけでなく腎臓に優しいお薬を選択し治療をすることで、9か月の余命を生きることができると言われています。
重症化する前に…
今回はステージDの余命についてお話ししましたが、AやB1に比べたらその差は歴然。
少しでも『おかしいな?』と思ったら、早めに病院で診察を受けるようにしましょう。
ステージDになる前に病気を見つけて、できるだけ早く体に優しい治療をすることでワンちゃんの寿命をもっと延ばすことができます。
また「薬を飲ませる」ことだけがワンちゃんにしてあげられることではありません!
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